そんな忙しい中でも、材割り採集には出かけておりました^^。
でも、今年はハズレ年なのか、サッパリです。
それでもなんとか頑張りましたが、数的には昨年、又一昨年の半数以下となってしまいました。
ただ、業者仲間や採集仲間の情報交換でもやはり今年はかなり少ないようです。
野外天然個体が減った?!
いえいえ。
多分、2年ほど多く捕れる年が続いた事を考えますと、サイクル的にこんなものなのだと思います。
ただ、気になるのは、昨年の震災から始まった放射能の噂です。
メディアはまだしも、ネット上ではいろんな情報が飛び交っています。
「東北では異常なカブトムシが羽化した」とか、「昆虫類は放射能汚染で遺伝子が壊滅」とか・・・。
業者を含めたいろんな方々との情報交換でも、関東以北の採集個体はかなりヤバイと・・・。
見た目普通の個体でも累代には必ず影響があるから、今手持ちの個体と掛け合わせはしないほうが良い・・・などなど。。。
でも実際はどうなんでしょう?
一応、私も震災以降は、西日本での採集しかしておらず、関東すら採集に出向いておりません。
政府の公式見解では問題ないように感じるのですが、ほとんどの人が信用していない為、いろんな噂が蔓延しているのが現状のようですね。
(良くも悪くも、震災直後からの原発情報を政府が隠し続けたからでしょう)
震災からちょうど1年経った特別番組かなんかで、古館さんが、生放送を利用して「原子力むら」の圧力に屈しず、いろいろビックリするような現地レポートをテレビで言っていましたが、もし本当なら福島県を中心にした東北、北関東はかなり深刻な状態です。
そんな放射能汚染が起きた(現在も起きている)状態であれば、昆虫である「オオクワガタ」なんて・・・。
って、以前に人間様でもそこに居たらダメでしょ。
ってことになり・・・関東以北には住めないじゃん!
ってとになります。
でも・・・どーなんですかね?・・・本当のところ・・・。
オオクワだけにフォーカスしても震災以降はやはり激変しています。
クワ・カブ業界では、関東以北の採集個体が暴落しているのは事実です。
と言うか、掛け合わせ出来無い事から業者やショップ間では引き取り手もいない状況です。
このような状況ですから、今年は西日本で捕れたオオクワの取引価格がかなり高値となりそうです。