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国産オオクワガタの販売相場

昨年は今年に比べ多くの天然物が採集された国産オオクワガタですが、
販売されている生体価格は安定していますね。


今年はF1個体も多く出回っていますので価格的に下がる年かな?
・・・なんて思っていましたが、非常に安定しています。

 2009国産オオクワガタ販売価格


ペットショップや専門店の店頭価格は申し合わせたように?高いまま^^。

外国産なんて暴落して、変な話、夜店の景品にされているくらいなのですが。



ただ、ネット販売を見る限りは少し価格は落ちています。

もちろん産地や血統といったラベル付きオオクワは相変わらず高額で取引されていますが・・・。

国産オオクワガタを手に入れたい・・・親虫を確保したい・・・って方!

今年は手に入れやすいようです。



さて。

いわゆる極太好きの方々から今年も「この個体は交雑でしょうか?」・・・
といったメールをたくさん頂きました。

が。

判定屋ではありませんので、判定はしません(笑)

って言うか、あなたが「この個体・・・交雑では?」と疑いを感じた時点でほぼ100%交雑っス^^。


私は前から申し上げています通り、極太オオクワは「芸術品」だと考えています。

ですので、「純国産オオクワガタ」が好きなのか。

「極太オオクワ」が好きなのか。・・・ですね。



今となっては、いわゆる極太オオクワガタに外国産オオクワの血が混ざっていると言うのはとっくに皆さんもご存知。周知のことです。


一部の悪徳?無知識?販売者を除いては、販売者も国産オオクワガタであると騙して販売しようとは思っていません。


扱っている極太オオクワガタが「血統」と謳っている時点で交雑種ですから^^。

 交雑オオクワガタの価値

 交雑極太オオクワガタを見抜く



ビジネス的にも交雑種愛好家・・・いわゆる極太オオクワガタ好きの方々は多いですので、交雑オオクワガタの血統を駆使して「○○血統」と言う自分なりの型を作り出せれば、ブランド化しやすいと思います。


あくまでも「国産オオクワガタ」に拘るなら「極太」に手を出さずに地域血統の「微差」を追求した「かっこいい型」や「美形」で勝負・・・ですね。


おっと。

勘違いのないように・・・美形は美形でも「美形コンテスト」ってのが雑誌社主催なんかでやっていますが、ふつーに交雑オオクワがチャンピオンになったりしています。


いわゆるオオクワガタの美形コンテストって「芸術作品」の品評会っす。

純国産の地域血統の品評会ではありません^^。

オークション等の盛り上がりの延長線上にあるビジネス思惑がからんでいます。


国産オオクワガタと間違えないでね^^。


オオクワガタビジネスは、純国産でも外国産との交雑でもどちらでも現在成り立っているわけです。

ただ、純国産と偽って販売するのはボッタクリです^^。


基本、純国産は希少で高価ですからついつい芸術品にも国産の血が混ざっていると言う理由?から国産オオクワガタと名乗りたいのでしょうが・・・。

それは「詐欺」です(笑)


「知らなかった」「国産だと確信している」は、微妙ですが、販売者がそんなど素人で良いのでしょうかね。

恥ずかしいですよね(笑)



国産オオクワガタ純血純種の価値


ネット上ではそろそろ新成虫が販売され始めましたね。

昨年あたりから急激に値下がりし始めた「外国産クワガタ」を尻目に、国産オオクワガタは大きな値崩れもなく、型の良い地域血統モノは、相変わらず高値が付いています。


今までの「大きさ」「太さ」追求から「純血」「純種」への拘りにオオクワ愛好家の価値観がどうやら変わってきたようですね。


背景には、外国産種が一般化し国産オオクワガタより手に入り安くなったことと、外国産種は基本的に国産より大きな個体が多い為、大きさにも慣れた?

飽きちゃった?・・・ってことがあるようです。


要するに外国産種が珍しく無くなった事と大きさに希少性が無くなったからでしょうか。


オオクワガタなんて「交雑」「混血」でどんどん巨大化していますので、希少性からの面では、「純血」「純種」です。

このあたりの背景が価格に反映されてきていますね。

交雑オオクワガタの価値

さてさて。

昨年は、年末までお送り頂いたメールのほとんどが「交雑」がらみの内容でした。


※「交雑」と「雑種」紛らわしいオオクワ界用語

「交雑」とは、一般的に国産種と外国産種を掛け合わせた個体を祖先(血統)に持つ個体。

「雑種」とは、一般的に他地域の個体を掛け合わせた個体及びその祖先(血統)を持つ個体で、あくまでも国産種。産地不明個体も雑種に扱われている。



で。

メルマガを配信させて頂いている以上、メールを頂くのはうれしいことですし、反応があるメルマガは発行者冥利に尽きるわけで、調子に乗って配信が続けられるわけです^^。


もちろん、「オオクワビジネス」をテーマにしているメルマガですので、「交雑」に触れることも多々ありますし、「詐欺販売」についても取り上げたりします。

現実的に避けて通れない部分ですから。




ただ、トラブルやご不満、期待した答えが無いことによる失望を避ける為にも私、及びオオクワブリード館のスタンスを今一度ご理解頂いた上でメールをお送り頂ければ幸いです。


ちなみに過去に配信したメルマガもご覧になった上でね!


(オオクワビジネスメルマガバックナンバーはこのブログの過去記事です。)

 
 オオクワ飼育メルマガバックナンバー1

 オオクワ飼育メルマガバックナンバー2


おそらく、全部お読み頂ければオオクワ知識においては中級者以上、そこらへんの自称「オオクワオタク」や「オオクワマニア」より正確な知識が身に付くと思います。

結構、自信あります(笑)


ただ、まだまだ奥深いことも事実です。




おっと。脱線しそうなので・・・確認事項へ(笑) 



何回かメルマガでもお伝えしておりますが、個別の交雑判定依頼は受け付けておりません。

今一度ご確認を!(笑)


ハッキリ言って交雑には、非常に詳しい方ですが・・・さすがに、対応しきれません。

交雑判定屋でもありませんし^^。



それと。

スンマセン!まだあります(笑)


私は、交雑を否定しておりません。むしろ芸術作品だと思っているくらいです。


交雑が悪いわけでも極太が悪いわけでもなく、作出は個人の自由ですし、極太が好きな方がおられてもオオクワガタを理解していないとは思いません。


いろんなオオクワガタ好きの方がおられて当然だと考えます。


ただ、交雑や極太を「純国産」のオオクワガタだと偽って販売することが「悪い」と言っているだけです。

堂々と「交雑」として販売すれば良いのでは?って思ってます。

もちろん、その他の「詐欺販売」も否定していますよ。犯罪っスから^^。



そこで、微妙な問題。

偽モノである「交雑」や「極太」を純国産及び国産血統として騙されて購入した方が、それを信じてその個体やその個体からの累代血統をオークション等で、「国産オオクワガタ」と称して販売した場合・・・。

これは、確かに意見が分かれるところでもあります。


私自身どちらとも言えません。


ただ、交雑についてメルマガやサイト、ブログを通して情報を発信していくことで、多くの方がオオクワガタに「交雑」があるということ。国産と称して販売されているオオクワガタに交雑種が混じっていることを認識すれば少しは少なくなるのでは・・・と思っております。


さて。そこで。

あくまでも長年オオクワガタの飼育を研究してきた経験からの私見ですが・・・

出回っている、いわゆる「極太」。

大顎の太い個体。

ハッキリ言って交雑です。

あくまでも私自身の個人的見解です。



皆さんご承知の通り、「極太」が好きな愛好者の多くは小・中・高生です。

すべてにおいて経験が浅い若年層なんです。

ぶっちゃけ。騙して販売しやすい年層です。

この年層が好むような「型」と「ネーミング」、「血統証」を作れば売れるんです。

少し悲しい現実っス。


ただね。

購入対象からこの「極太」を外すだけで、「交雑」で騙されることはほとんどありません。



もちろん、上級者になれば、国産オオクワガタでもある程度大顎の太い型が作出できるでしょう。

この場合確かに「国産」です。


但し、血統ではなく「飼育剤」「添加剤」「飼育法」による作出です。

決して血統ではありません。


たった数代で日本固有の種同士の掛け合わせで大きく型が変わったりしません。

違う血が入るから大きく型が変わるわけです。




例えばペットの代表格である「犬」や「猫」。

品種改良とは混ぜ合わせです。


人気の「ミニチュアダックスフンド」。

ミニチュアダックスフンド同士を掛け合わせれば「ミニチュアダックスフンド」です。


でもこの「ミニチュアダックスフンド」。古来から野生で生息していた地域種でしょうか?

血統としての「極太」と同じです^^。



もちろん、ペットショップで売られているこの高価なミニチュアダックスフンドには血統証がついています。

これも血統としての「極太」と同じです(笑)


もう、おわかりですね!

血統証とは純種を証明するものではありません。



ただ、この犬を買って「交雑を掴まされた!」って人はいませんよね^^。

ココがオオクワガタ界と決定的に違うところです。


騙して販売してませんから^^。

交雑が純種以上に価値があるブランドになっているからです。



私が交雑を否定しない理由の一つです。

偽モノだらけのオオクワガタ販売

産地偽装から成分偽装・・・このところ食品では大騒ぎですね。


残念ながらオオクワガタ販売の世界でもいまだにふつーに行われています。


手口や意味合いこそ年々変化(進化?)していますが、無くなるどころか脈々と続いています。


少し前までは、偽装生体の販売はオークションと相場は決まっていました。

被害もオークションでの購入者ばかり・・・。


だったのですがっ。


最近ではショップで購入したのに交雑(外国産との相の子や数代前の親が相の子。要するに外国産種の血統が入っている)だった・・って被害が増えてきています。


オークションなら売り手がドロンしたりIDを変えれば逃げられる・・・と言うことからある程度理解できますが、ショップとなると・・・へっ???


ところが、証明して訴えるのが難しいことに目を付けたのか、文句を言っても知らぬ存ぜぬ。純国産だと言い張る。産地偽装も認めない。


中には「本気でそう思っている。信じている。」という愛好家より低レベルなショップが存在する・・・これが現状です。


購入者は泣き寝入りか、同じようにオークションで転売・・・被害の連鎖も起こっています。


何か良い手立てはないものか・・・。


今のところ購入者自身がある程度知識を持って構えるしかないようです。


そこで、私自身の経験と今までからあらゆる手段でかき集めた情報を元状況と注意点を整理してみました。


まず、現状のオオクワガタ販売においての騙し手口は大きく分けて2つ
あります。


一つは「偽国産」。


背景と状況。

今から10年ほど前に外国産のクワガタやカブトムシの生体の輸入が認められました。

それから数年は珍しさも手伝って外国産のクワガタやカブトムシが高値で取引されていました。


ところが、現地(外国)での養殖の確立や国内養殖の進歩によって供給が需要をあっさりと上回った為に価格が暴落。

これは、現状の販売価格を見てもらえばお解かりの通りです。


で。

オオクワガタも同じで、輸入解禁当時は「グランディス」や「アンテ」といった人気種は今では考えられないような価格で販売、取引されていました。

ところが、これも他の外国産種と同じ状況をたどり、暴落。


そんな中、国産オオクワガタの相場は、15年ほど前に養殖技術が確立してからは大きく変動していません。

人気が定着しているようです。


さらにここ数年は、大きさよりも型に拘る愛好家が増え、大顎が太い型に人気が集まっています。

いわゆる「極太」です。


この極太。基本的に外国産のオオクワガタの特徴の一つなのですが、「国産」で「極太」だから人気なわけです。


ようするに「国産」・・・これにくすぐられる・・・ですね^^。

「国産」の型の特徴を持ったまま大顎だけが異常に太い。

学生・・・特に中高生に大人気っス(笑)


ただ、これ。外国産と国産のオオクワガタを掛け合わせると簡単に作れます。

簡単と言っても技術的にいろいろありますが、飼育知識と交配技術、薬品知識がある玄人やプロブリーダーなら比較的簡単に作出できます。

今では作出技術も飛躍的に進化しています。


出来た作品をうまく増やしていくくらいなら、ちょっとしたブリーダーでもコツがわかれば簡単です。

これを「純国産」や「国産」のオオクワガタと称して販売しているわけです。


大人気です。


冷静に考えれば、そんな純国産オオクワガタっているわけないっす^^。

でも、写真を見たり、実物を見ると「わースゲ〜!!」って舞い上がっちゃうわけです(笑)

でも「偽国産」。ま〜詐欺販売です。


無くならない根底には、「騙されるヤツが悪い」ってのと「国産と信じて喜んでいるのだからいいんじゃないの」・・・って言う販売者側の身勝手な考え方があるからでしょうね。


ただ、末端にはその「偽国産」を本気で「純国産」だと信じて独自の血統名を付けて販売しているショップやブリーダーが山ほどいる・・・。


ここに大きな悲劇と問題があるのではないでしょうか。


騙しの手口。もう一つは「産地偽装」です。


ご承知の通り、国産のオオクワガタの価格を大きく左右するのが「血統」です。

天然採集した初代の種親の地名で表記されています。


普通は採集された都道府県名で表記するのが一般的ですが、採集地で有名なポイントの地域名で表記するショップ等もあります。

最近ではあまり有名でない地域名や局所の地域名で表記するショップやオタクが多く、ややこしい限りですよね^^。


元々は、日本に生息するオオクワガタの習性から、地域により型が若干違うことから明記されるようになったのですが、最近では「産地偽装」が蔓延しているようです。


偽装目的もさまざまです。


よくあるのは、「偽国産」を国産と偽装する為に産地名が付けられて
あたかも純国産のオオクワガタであるかのように装う・・・。

一時期大流行した「阿古谷産」なんかが代表的な例ですね。


局所地域名である「阿古谷」を顎の太いオオクワガタの産地だと印象付けた上手い手口です。


ご存知の方も多いと思いますが、国産オオクワガタの産地として有名な大阪府能勢町に近い場所です。


もちろん、この場所、地域に大顎の太い天然の国産オオクワガタなど生息していません。

どちらかというと、能勢産の方が太いくらいです(笑)


今まで、かなりの回数現地入りして調査。採集した方からの情報等から能勢産よりバランスが良い、どちらかと言えば細身の血統です。


全国的にはあまり知られていない地域だから狙われたのか、交雑種を作出したブリーダーやショップがその地域に近かったのか・・・いろいろウェブ上でも被害者が犯人探しをしていたようですが、真相はわかりません。


ただ、詐欺販売による被害がこの血統系に集中した為、交雑種を見抜くあまりにも有名な方法になってしまいました(笑)


「阿古谷産」「超阿古」等は交雑種だから購入は避ける・・・多くのサイトや掲示板で見受けられる最初の交雑判別法ですね^^。

賢明です。


その他、最近ではあまり知られていない地域名を付け、「産地血統」として販売すると言う偽装販売が増えてきています。


この狙いは、累代(F1とかF2とかってヤツです)のごまかしや、価格の吊り上げです。


あとはまったくの産地偽装。

これは、人気の産地を付けて高い価格で売る・・・です。


例えば産地不明個体や不人気産地個体を人気の「佐賀産」や「山梨産」等有名産地血統と称して販売する。

ま〜変な話。

どの業界にもありがちな不正販売方法ですね。


ただ国産同士の産地の見分けって、天然(ワイルド)と養殖(累代)を見分ける以上に非常に難しいことですので、まず一般の購入者には無理でしょう。


ですから、「偽国産」や「産地偽装」をつかまされない為には、信頼できる良い販売ショップを見つける方が簡単で賢明と言えるでしょう。


ただ。でも。

わかっちゃいるけど・・・。

本物の国産オオクワガタ(産地ラベル付血統個体)って今や外国産以上に高値で高価。

ついつい安いショップやオークションで購入してしまう。

・・・わかります。その気持ち(笑)


しかしながら・・・あとで後悔しないよう、本物はやはり高価だと言うことは覚えておいたほうが良いでしょう。



まだまだこちらにもクワガタ・カブト関連ブログがたくさんあります!

偽天然・偽ワイルド外国産クワガタの現地モノ

外国産クワガタ・カブトの輸入が解禁されて約10年。

今ではすっかり定着し、この時期安い「アトラス」なんかは、どこでも売っていますね^^。


数年前までは、かなり高価だった種も年々価格は下落し、国産オオクワガタより相場的に明らかに高い種って数えるほどになってきました。



外国産種でありながら、国内での累代飼育が容易な種が思いのほか多かったおかげ?とも言えます。


要するに、マット飼育法がいかに柔軟で幅広い種に対応できるかが証明された結果でもあります。


添加剤の選定次第で、菌糸ビンや市販マットで飼育できなかった外国産種もマットを自作することで、いろんな種に対応できるからです。




さらに、今まで現地モノと言えば、現地の人々を動員した採集でのワイルドが当たり前でした。


しかし、国内での個人飼育家によるマットレシピの開発・実験による製作マットの向上で、現地での養殖が可能になり、多くの個体が品切れすることなく、輸入されています。


なら。国内で養殖すればいいじゃん!


輸送費もかからないし・・・。


ですが!


ここに「カラクリ」があったのです^^。



そうです。

国内で養殖された外国産種は高い値段が付きません。

明らかに「累代飼育モノ」となります。


しかしながら、現地で養殖された個体は、一応税関を通って輸入されますので、税関の証明コピーを付けて、現地採集のワイルド個体として販売する事ができます。


「出た!必殺偽ワイルド!」


外国産種の価格が下がり、今さら国産オオクワ養殖に戻れない生体屋が編み出したぼろ儲け「必殺技」です。



もっとスゴイ事は、飼育するマットを国内で作製して現地養殖場へ輸出していることです。

これは、各外国産種によってマットレシピが違い、その重要ポイントである添加剤が現地では手に入らない為と、元々現地ではクワガタ養殖など初めてのことで、マットを製作できる人、経験者がいない為、国内でマットを製作して届けているのです。


飼育場所が違うだけで、国内養殖と同じです^^。


又、このマット製作に多くの一般飼育家個人が参加していると言われています。

ネット社会ならではの仕入れ流通形態(笑)


いろんな種が混在する外国産種の場合、一つのショップで全種個別対応して製作することが不可能だからです。

ってことで、生体の売買よりマット製作で儲けている個人が出始めていることから、今後益々、自作マットが注目されていくのではないでしょうか。



菌糸ビンで大きな個体を作出して販売するより、マット製作技術をマスターしてどれかの外国産種に適応するマットを作ったほうが儲かりますね(笑)



この夏あなたもトライしてみます?(笑)




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